再生可能エネルギーを使用したCO2削減
鎌倉総合工場、仙台総合工場では工場屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を使用して生産活動を行っています。再生可能エネルギーの使用によるCO2排出量削減のほか、仙台総合工場では災害時に地域住民の方々への電力供給可能な設備も整備しており、地域とともに生きる持続可能な企業活動を展開しています。また、照明のLED化を進め、電気使用量の削減にも取り組んでいます。
鎌倉総合工場2019年3月設置
仙台総合工場2021年3月設置
温室効果ガス排出量削減の取り組み
三本珈琲では「2030年までに製造工程の中で発生する温室効果ガスを30%削減する(2018年度比)」ことを目標に、2019年3月鎌倉総合工場に、2021年3月仙台総合工場に太陽光発電装置を設置し、再生可能エネルギーを積極的に利用しています。
紙や生物由来の資源(バイオマス)を活用した素材の採用
コーヒー製品パッケージに、従来のプラスチック素材から、紙を使用した素材や、生物由来の資源(バイオマス)を活用した素材を積極的に採用しています。
森林の適切な利用と保全のために
当社で使用する段ボールを、FSC®認証マークつき段ボールに段階的に切り替えており、2020年度実績では取り扱い段ボールの48%以上、2025年度までに100%の段ボールをFSC®認証マーク付きのものに切り替えることを目標としています。(FSC®N003172)
触媒脱臭装置の設置
コーヒー焙煎中に排出される有害物質や煙、臭気を無害化するために、触媒脱臭装置を設置し、周辺環境に配慮した生産活動を行っています。
認証農園のコーヒー豆の積極利用
コーヒー原料であるコーヒー生豆の多くは海外から輸入されており、その生産方法が生産国や地球に及ぼす影響は大変大きなものです。地球温暖化、生物多様性等、環境保全に取り組んでいる証である認証農園のコーヒーを積極的に使用することで、生産国の健全な環境の支援、産地農園の人々の暮らしの質改善に繋がります。
有機JAS認証
コーデックス(食品の国際規格を定める機関)のガイドラインに準拠し、農畜産業に由来する環境への負荷を低減した持続可能な生産方式の基準を有機JAS規格で規定しております。有機JAS法に基づいて認定された農場(有機農産物にあっては、堆肥等で土作りを行い、化学合成肥料及び農薬の不使用を基本として、放射性物質、遺伝子組換え種子等を、種まきの時点からさかのぼり3年以上使用していない農場)で栽培されたコーヒーを農林水産省が定める有機JAS法に基づいて生産・加工をしております。
レインフォレスト・アライアンス認証
レインフォレスト・アライアンスは人と自然のより良い未来のために、社会と市場の持つ力を使用して、
より持続可能な世界を目指す国際的な非営利団体です。持続可能性のための包括的な基準を満たす
認証農園で栽培された原料を使用した製品であることを示すレインフォレスト・アライアンス認証マークは、
生産者が森林や生物多様性を保護し、農場労働者を含めた人権の保護や生活水準の向上など、
より持続可能な農法に取り組んでいることを意味します。
環境のバランスが崩れた時、マークのモデルとなっているアカメアマガエルをはじめとした、カエル
は、数や種類が減少するため、環境バランスを測る指標生物としてシンボルとなっております。
国際フェアトレード認証
フェアトレードは、生産者が美味しいもの・品質の良いものを作り続けていくために、生産者の労働環境と生活水準の向上、自然環境の保護をサポートする、持続可能な生産と取引のしくみです。開発途上国では、原料が不当に安く買われたり、児童労働や環境破壊が起きている場合があります。国際フェアトレード認証は、適正な価格とプレミアム(奨励金)の支払い、長期的な取引、児童労働の禁止、環境に優しい生産等を基準に定め、生産者の生活改善と自立を支援しています。国際フェアトレード認証ラベルは、経済・社会・環境の3つの柱を持つ国際フェアトレード基準が守られていることを示します。