黒川 貴旭
(新卒入社/営業職 課長代理)
まさに、お客様に
育てて頂いた感覚です。
◎入学生時代は、野球とブレイクダンスに熱中
元々生まれは横浜で、小学生から大学卒業まで、ずっと八王子市に住んでいました。小学校~高校までは、ずっと野球部に所属して、練習漬けだったのを覚えています。高校生の時に、駅前で、ダンス練習している人をみて、思わずカッコイイですね!!と話しかけたのがきっかけで、大学生からは、ブレイクダンスを始めました。
三本珈琲のことは、学校内の説明会で、偶然見かけて説明をきいて、ブースにいた方と話がすごい弾んで、そのまま選考に参加しました。実際の面接だと、話をしっかり聞いてくれる人事や、仕事への熱量がすごい営業の方とお会いして、入社したい!と気持ちがかたまっていきました。営業をやりたいと考えていたので、目標となる方がいること、また、コーヒーを身近に感じたことも、大きかったです。
◎入社後 『道分からん!覚えること多っ!仕事終わらん!』
入社して、1番はじめは、六本木や原宿のエリアを担当しました。道を覚えることからスタートして、毎日がめまぐるしく、正直、なんとか気合いで乗り切るみたいな感じでした。今振り返ると、もっと効率の良いやり方や工夫があったと思いますが、当時はそんなことが思いつくわけもなく、目の前のことを必死に乗り切っていました。
どの会社でもそうかもしれませんが、社会人デビュー1年目は、いっぱいいっぱいでした。2年目に入るぐらいから、自分で自分の仕事をコントロールできるようになってきて、1日や1週間の予定の中で、意図的に空き時間を作ったり、空いた時間を有効活用したりできるようになってきました。
あと、入社してからで印象に残っているのは、営業中のお客様先で、コーヒーを店内にこぼして、ぶちまけてしまったことです。なにせ、その日は、先輩からの引継ぎとして、そのお客様とお会いする初日!・・・慌てて、床をふいて、片づけしようとしましたが、正直テンパってしまい、先輩からは「一旦いいから、外で待ってて」と言われ、その場を立ち去るしかなかったです。当然、お店のオーナーからは、厳しくお叱りを受けました。第一印象が悪すぎで、最悪のスタートでした。
以降、そのお客様先に行くのは、めちゃくちゃ嫌でしたし、気が重かったです。ただもうやるしかないので、そのまま担当を続けていたのですが、担当して4年経ったぐらいの時に、オーナーからお店をたたんで引退することに決めたと、突然告げられました。その際に思い出話で、「黒川くん、ほんと成長したよね。初日にきた時、コーヒーこぼして、俺に怒られてたもんな。今日は好きなもの好きなだけ食べてってよ、今までありがとう。」と声をかけてもらいました。
初日に、盛大にやらかしてしまっただけに、非常に印象に残っているお客様です。間違えたり、失敗したりしても、その後の頑張り次第、自分の行動次第だとも学んだ経験でした。その他の飲食店オーナーさんや、料理人さんからも、料理のことや食材のこと、仕事のスタンスなど、多くの刺激と学びをもらい、今の自分があります。まさに、お客様に育てて頂いた感覚です。
今後の目標は、遠い。
まだまだ、これから。
◎先輩の背中を追いかけて、毎月の予算達成
2年目、3年目と、仕事のコントロールは出来るようになったものの、営業としての成果は出しきれずに、ちょっと伸びなやんだというか、もんもんとした時期がありました。このままじゃ良くないと思って、「今期は、毎月必ず予算達成する」と自分と約束した年があって、その時は、がむしゃらに、どろくさく、やれることは何でもやるように行動を変えました。
中途半端になっていたことや、やりきれてないことを、やり切るように変えていき、その年はなんとか、毎月の予算を達成することができました。ふっきれて動けたのは、この人ぐらい頑張ろう!と思えた先輩がいたのと、主任に昇格したいという目標があったからだと思います。実際に昇格できた時は、1つの階段を登れたかなと嬉しかったのを覚えています。
◎今後の目標は、遠い。まだまだ、これから。
入社して7年目ぐらい以降、配達業務からはすこし離れて、既存顧客・新規顧客の提案活動に特化した動きをしています。入社したばかりの時と同じか、ある意味ではそれ以上に、めまぐるしい毎日を送っています。
というのも、弊社がお取り引きしている外資系ホテルや、人気レストラン等の提案に関わらせて頂いており、ご提案のやり方や、コーヒーの製造・ブレンドの知識について、ついていくのに必死だからです。提案書1つをまとめるにしても、お客様の真のご要望にお応えできているか、どのような流れで説明するのか等、営業部長や役員から、厳しい指摘・アドバイスをもらっています。
ちょっと分かってきたと思ったら、実はその先にもっともっと、学ぶべきことが山ほどあって、自分が目指す目標への道のりは、まだまだ遠かった!と痛感することが、何度もあります。マジかよ・・・と、へこむ日もありますが、非常に貴重な経験をさせてもらっているので、このチャンスを活かして、成長していきたいです。私生活だと、子供が2人いて、休日はもっぱら家事と子育てです。仕事も家庭も充実させて、30代を過ごしていきます!
仕事をしていく中で失敗すること自体はOKというか、問題ないと思います。失敗しても、その後に挽回すること、自分の成長につなげることを大事にして、一緒に頑張りましょう!
自分で決めた目標を追いかけている瞬間、達成する瞬間。
お客様一人ひとり、
仲間達としっかりと向かい合う事を意識しているから。